Webサイト制作、一体どこに頼むのが正解なの？

いざWebサイトを作ろうと思っても、「どこに問い合わせたらいいのかわからない」というお声をよく耳にします。
また、残念ながら「前回作った時、業者選びに失敗したんだよね・・・」とご相談されるケースも少なくありません。

このページでは

• 依頼先候補と各々のメリット、デメリット
• 業者選びのポイントと注意点

について詳しく解説します。
Webサイト制作やサイトリニューアルをお考えの方は、ぜひご覧ください。

依頼先の候補一覧

Web制作を依頼できる会社は、以下のような形で分類されています。

• 広告代理店（総合広告代理店）
• 印刷会社
• Web制作会社
• デザイン制作会社
• フリーランスデザイナー

この他に、プランニング会社やWeb広告運用やSNS運用を専門とする会社に依頼できる場合もあります。

広告代理店に依頼する場合のメリット・デメリット

広告代理店とは

広告代理店とは、広告を取り扱う企業全般のことを指します。
一般的には、マスメディア（テレビCM・新聞広告・雑誌広告・ラジオ広告等）を取り扱っている会社のこと。いわゆる総合広告代理店です。
（厳密にいうと、広告代理店の中でも細かい分類があり、必ずしも全ての広告代理店でマスメディアの取り扱いがあるわけではありません・・・）

メリット

広告代理店は、あらゆる種類の広告を扱っています。
そのため広告にまつわる「こんなことできるの？」という大きな事にも対応できます。

Webサイト制作に留まらず、広告費・制作費をかけてしっかりプロモーションしたい場合、広告代理店に相談するのがベスト。

具体的には、
「ブランディングをメインでお願いしたい」
「多岐にわたるツールの制作もお願いしたい」
「WebプロモーションやCMなども考えている」
といった場合におすすめです。

デメリット

広告代理店にとって、Webサイト制作単体の案件は予算が安いので、お断りされる事もあります。

また、広告代理店の場合は制作業務を外注先に委託するケースが多いため、

• 制作スピードが遅い
• 質問しても回答に時間がかかる
• 制作費が高い
  といったデメリットがあります。

印刷会社に依頼する場合のメリット・デメリット

印刷会社とは

一般的には印刷業務をメインとし、印刷工場を自社で持っている会社を指します。
とはいえ、最近は印刷業務に留まらず業務形態が多岐にわたる会社が多い印象です。
制作業務を担っている印刷会社の大多数は、Webサイト制作も行っています。

メリット

パンフレットなどを元に展開する場合、データを同社内でやりとりするのでスムーズです。
また、別の会社にデータを渡す場合はデータ料がかかりますが、全て印刷会社に委託すれば無駄な料金はかかりません。

具体的には、
「会社案内を作った後で、Webサイトにも展開したい」
「折り込みチラシを作った後で、LP（ランディングページ）も作成したい」
といった場合におすすめです。

デメリット

印刷物は自社制作していますが、Webサイト制作は外注している事が多い印象です。
外注している事自体は悪いことではないですが、窓口担当の知識が乏しいが故にトラブルになっているケースをよく耳にします。

また、全ての印刷会社が該当するわけではないですが、原稿や構成をこちらから提示しなければならない場合もあります。
その場合、依頼主の負担が大きくなるだけでなく、中身が伴わないサイトになりがちです。
サイトの構成は検索結果やユーザーの回遊率にも大きく影響するので、内容や導線の良し悪しを判断できる人が制作サイドにいない場合は、依頼を避けた方がいいでしょう。

• 窓口担当に知識がない場合、トラブルになりやすい
• 制作を外注しているため、質問しても回答が遅い
• 原稿や構成をこちらから提示しなければならない
  事がデメリットとして考えられます。

Web制作会社に依頼する場合のメリット・デメリット

Web制作会社とは

その名の通り、WebサイトやLP（ランディングページ）等を制作する会社です。
最近では、アクセス解析やSNS運用、Web広告配信、ロゴマークの作成、紙媒体の作成等を依頼できるところが増えてきており、会社によって手がける領域の広さが異なります。

メリット

Web制作に関しては、専門分野なのでまともな会社であれば、一番技術力があります。
見た目の良し悪しだけではなく、誰に何をどうやって届けるかといったWebサイトの根幹から提案してくれる場合が多いです。

具体的には、
「企画からしっかり考えてほしい」
「技術的なことを相談したい」
といった場合におすすめです。

デメリット

一方、Web制作以外のことも依頼したい場合は注意が必要です。
特にロゴマークや紙媒体を依頼する場合、クオリティが伴わないことがあります。この場合は、Webデザイナーがデザインするケースが大半ですが、グラフィックデザイナーとは似て非なるもの。情報整理やCI・VIに対する考え方が違うので、誰が担当するかを事前に確認するのが無難です。

また、アクセス解析やWeb広告運用、SNS運用等はWeb関連のことなので知識があると思われがちですが、会社の規模によっては全て外注の場合も。中には知識が全くない会社もあるので、その辺りを重視して依頼したいのであれば実績をヒアリングすることをお勧めします。

• Web制作以外の業務は会社によってできるできないがわかれる
• 業務範囲内でもクオリティが伴わないケースがある

デザイン制作会社に依頼する場合のメリット・デメリット

デザイン制作会社とは

主に紙媒体の広告やパンフレット、ロゴマーク等を制作する会社です。広告代理店の仕事を受けている場合もあります。Web制作会社より広告寄りの考え方をする事が多く、会社ごとに得意なことも異なります。

メリット

プロモーション・ブランディングツールの一環として依頼するのであれば、広告代理店より価格が安価になる事が多いです。Webサイト制作の実績が優れている会社は、ノウハウもしっかりあるので安心して依頼することができます。

具体的には、
「ブランディングツールの一環としてWebサイト制作も考えている」
「デザイン性を重視したい」
といった場合におすすめです。

デメリット

Webサイト制作の実績がない、乏しい会社はWeb制作会社に業務委託している場合があります。また、Web関連の部署が独立している場合もあり、複数ツール依頼した場合、制作担当者が分かれてしまうケースもあります。
また、デザイン性を重視した結果、サイト自体の読み込みが重くなってしまい依頼を後悔したという声もあるようです。

・制作担当者がWeb媒体と紙媒体で分かれることがある
・技術的なことをフォローする担当者が自社にいない場合、機能性に欠けることがある

フリーランスデザイナーに依頼する場合のメリット・デメリット

フリーランスデザイナーとは

特定の企業や団体に所属していない、いわゆる自営業・個人事業主の方を指します。
また、一部副業で活動している方もいらっしゃるようです。

メリット

個人でサービスを展開しているので、会社に頼むよりも安価に制作ができます。
自由な働き方をされているので、フットワークが軽い方が多い印象です。

具体的には、
「まずは相談してみたい」
「フットワーク軽く対応してほしい」
といった場合におすすめです。

デメリット

中には実力が伴わなくても依頼を受けてしまう方も。その場合、依頼したのにクオリティーの低いものを納品されてしまうことが多いようです。
特にココナラ等のクラウドサービスは、業界未経験でも登録できてしまうので、注意が必要です。
悪質なケースだと、他人の実績を自分の実績と詐称して仕事を獲得している人もいるとのこと。

• 実績や経歴をしっかり確認しないと、トラブルにつながる
• ココナラやランサーズ等のクラウドサービスでの発注は注意が必要

依頼先を選ぶときは見積だけで即決せず、必ず話を聞くことが大切

良い依頼先を見つけるには、実績を確認した上で、お問い合わせして話を聞いてみることが大切です。

• Webサイト制作の目的（アクセス数をしっかり獲得したいので、Webサイトのリニューアルを考えている　等）
• 具体的なご予算
• 自社で更新、運用していきたいかどうか
  を明確にしておくとスムーズなお打ち合わせができるかと思います。

クラップクリエイトは、ご予算に合わせて最大限効果があるWebサイトをご提案

当方は、グラフィックデザイナーとして3年、Web制作ディレクター・プランナーとして4年の就労実績があります。
また、独立して丸3年、様々なお仕事をさせていただきました。

フリーランスで対応しているケースが少ない

• 取材や原稿作成からお願いしたい
• 写真や動画撮影もお願いしたい
• オリジナルイラストを使用して、訴求力のあるWebサイトを作りたい
• 会社案内やチラシ、SNS運用などもお願いしたい
  といったご要望にもお応えすることができます。（会社員時代の人脈と経験を元に、チームで仕事をお受けすることができます）

開業したいけれど、何が必要でどれくらい費用がかかるかわからない、
まずは相談してみたい、といった場合でもお気軽にお問い合わせください！